髪の種類は5つに分類して考えています。
これは、縮毛矯正ワンネクストを施術している美容室アンフィニスペースと青山のお店とで分けてみました。

1)クリクリの外人さんのような髪・・・・・しゅく毛
2)細い太いなど1本で太さが異なる・・・・ねんてん毛
3)髪の表面がトゲトゲしている・・・・・・れんじゅ毛
4)うねりやウェーブが出ている・・・・・・はじょう毛
5)真っ直ぐな髪・・・・・・・・・・・・・ちょく毛
+α 1~4が複合している場合もあります。

皆様を悩ます髪をもう少し分析してきます!

1、多くの人がこう呼びますが、このしゅく毛と呼ばれる髪は、日本人には少ない珍しいくせ毛で、言いやすいため一般的に呼ばれていますが、外人さんや黒人さんに多い状態です。

◆一般的な縮毛矯正では、のばす事は不可能です。

2、感触はやわらかいのですが、のばし難い髪です。

のびているのに、手で触るとザラザラした感じになります。
これは、髪の太さが一定でないため、触感としてそう感じます。しかし、矯正しないと一番膨らみやすい髪質でもあります。
◆太い部分と細い部分で、薬剤の反応時間が違うため、秋穂論では温度を高めに設定するか、何度も何度もプレスしなければなりません。
また、反応時間を勘違いしやすく、簡単にアイロンで伸ばせるときは、時間の置きすぎによる、薬焼けになっていることが多いです。
一旦こうなると元には戻りません。

3、わりと1本1本が細い髪の方に多く見られます。

共通していますがやはり乾燥しやすい髪です。
アイロンで矯正するとペタっとしやすく人形のような感じになります。
また、前髪が額に張り付いてしまうなど、あまりの不自然さに多くの方が矯正を拒む髪質です。
◆以外に強いくせで、アイロンの熱や薬剤による焼けが多く見られる事が多いです。

4、うねりやカールが出ています、学生さんなどは、「パーマしてるのか?」と先生から注意されやすいようです。

くせ毛の中では、綺麗に見えることが多いです(本人は悩みの種)
アイロン使用でものばしやすいので、技術レベルの高い美容室であれば熱や薬剤による焼けは、心配のない場合もあります。
◆一般的な矯正でのばしやすい反面、何ヶ月か後、くせが伸びてきた時、その境目から急に右や左に髪が曲がってしまうなど、境目に問題が置きやすいです。

通常のパーマと違って、矯正は難しい技術なのは何故?

 種類で1~4に分けたと思いますが、クセ毛や縮毛は1本1本の太さが均一でないことが多い事は理解していただいたと思います。
すると薬剤の浸透する(反応する)時間が均一にならないからです。
髪の外側から、薬剤を塗布した時、細い部分と太い部分では浸透時間に差がつき、1本の髪なのに、反応している部分とそうでない部分があるためです。

何故?カラーがムラ染まりになったり、通常のパーマがうまくかからない?

特にパーマの場合、ご自身が持っているクセよりも弱いパーマをかけることは全く意味がない事になります。
それはパーマのカールやウェーブがクセに負けてしまうからです、結果、何もかかっていない、という状態になってしまいます。
一度、縮毛矯正ワンネクストで真っ直ぐにしてから、かける事をお勧めします。